野村由美(のむらよしみ)
第3回 可愛いい子には旅をさせろ(バリ編)

妊娠中、息子と行った国は、前回紹介したタイ、香港。&バリ島を忘れてた。妊娠6ヶ月のまだ身軽な私と息子のいろいろバリ初体験を紹介します。

1. ゾウに乗る
ボッコボコの山道をジープでゆっくり進むような感じ。もう揺れすぎで息子始終無言と緊張。途中、ドバドバっとゾウが放尿したところから慣れだし、最後の方は「ママ、大丈夫。落ちるなよ。」と余裕をかます。
2. 初恋
バリで落ち合った友人の、癒し系「ナーさん」にひとめぼれ。彼女の手足をなめまくり甘える息子に、親として複雑な心境を私も初めて体験。
3. ガベン
火葬の儀式。公開火葬だったので、私達も参加。もうデカイ祭といったありさまで、みこしと思った写真の牛君は、なんと棺で〜す。これを男100人位がだんじり祭よろしくかついで猛ダッシュ。町人がそれを追っかけ、私達もわけわからず「後に続け〜」とナチャラルなハイに。なんだか楽しかった。


4. 溺れる
プール大好きの息子。親を振り切り、ホテルのプールにダイブ。予想外の深さに手足を大の字に広げて「アップアップ」。あわてて服のまま飛び込んで、息子救出。泣きまくる息子を抱きしめ、落ち着かせながらもついおこってしまう。「本当に死んじゃうんだからね。」と半泣き状態の私に、「ホントビビッター。俺、死ぬかと思ったよ。ママも気をつけろー。」の息子のコメントに2人で笑ってしまった。
5. 裸族
プライベートプールということで、調子に乗ってバスルームからプールへ直行。いい大人3人と子ども1人、手をつないで「裸族!裸族!」と大合唱。これ以上は話せません。


他にも美術館の庭で拾ってきた、たくさんのフランジュパニの白い花をおふろに浮かべて入ったり、泊まっていたバンガローでたまたま出会ったヒーラーのかよさんにヒ−リングを受けたりと、さまざまな初体験をして日本に戻った息子は、なんだか憑きものが1コ取れたようにリラックスしていて、「まぁいいじゃん」が口癖になってしまった。それではバリ風にSelamat tinggal(スラマッティンガル)さよなららら。(2001/09/01)

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