野村由美(のむらよしみ)
第5回 ガジョレルハルア


私も日本人なので、割合、いろんな国の料理を日常レベルで食べてるけど、何故か時々無性に食べたくなるのがインド料理かも。年上の友人に連れられて、初めてインド料理を食べたのは、高校3年の夏だったと思う。それ以来、カレーバンザイ、インド料理最高。インドには一度も行ったことないけど、インド料理屋ならけっこう行きました。ジャパニーズカレーも大好きだけど、これはまた別物。
インドの料理って、スパイスが入っているせいか、私的にはただの料理と言うより薬膳に近い民間療法。それもすごい手軽な。例えば「今日は肌寒いから、身体を温めるしょうがをたっぷり」「お腹の調子が悪いからクミンを入れよう」などなど。

以前、友人と「子どもも食べられるエスニック料理」という話になって、私は「ガジョレルハルア」を挙げました。要は“にんじんのミルク煮”で、インドでは子どものお食い初めに食べさせるものらしいけど、大人が食べてもとてもおいしいデザート。うちの子もよく食べます。ビタミンAたっぷりで、これからの季節、カサカサ肌をスベスベに。ということで、今回いきなり料理教室です。

ガジョレルハルア材料
(4人分位)
・にんじん 中2本
・牛乳 1リットル(半分、豆乳にしてもOK)
・砂糖 1/2カップ
・カルダモン 3粒
・好みでレーズン、ナッツ類など(ピスタチオがオススメ)

1. 深めの鍋に牛乳を入れて、焦げないようかき混ぜながら、弱火で温める。 2. にんじんは皮をむいてすりおろしておく。 3. 温めた牛乳ににんじんを入れ、よくかき混ぜながら弱火で煮込む。(鮮やかなオレンジ色になっていくのがとてもキレイ)

4. カルダモンを入れる。(カルダモンは種の方が香りが強いので、鞘(さや)の一部を破って使う) 5. 砂糖を加える。(甘味は自分の好みで調節してね) 6. あとは、弱火で気長に1時間程煮る。牛乳が煮詰まって、にんじんがからまるような感じになったら完成。仕上げにレーズンを好みで入れ、冷蔵庫で1時間以上冷やす。


ナッツは食べる時に好きなだけ散らします。にんじんの甘味がとても感じられて、にんじん嫌いもなおっちゃうかも。冷やして食べればアイスクリームみたいなまろやかさ。 以上のレシピは、私の好きなロイチョウドゥーリ夫妻のインド料理の本(「インド料理/ダイエットレシピ集 株式会社スパイク発行)にもっと詳しく出ています。冷蔵庫ににんじんが2本、余っているのを見つけたら、さっそく作ってみて。Everytime is teatime. それではまた。(2001/11/01)

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