case study02
「輝くこどもの遊び環境」
遠藤幹子+相澤久美

児童館の改造計画
まずは美味しいカフェを入れて集客。こどもが遊んでいるのをゆっくり安心して眺められるのと同時に、情報交換をしたりワークショップやイベントを開いたり。安心できるコミュニティの形成に、たまり場的な空間は大切。児童館全体はNPOで運営しながら、カフェは民間に委託。家賃収入はNPOの運営費に運用する。建物の重要な性格の一つとして、自然エネルギーを取り入れたい。建物のランニングコストも減らすことができる。壁面緑化は無機質な都心の街並みにオアシスをあたえ、冷房負荷の大幅削減にもつながる。緑化と散水効果でクーラー無しでもきっと大丈夫。太陽電池は壁面と屋上にできるだけ設置して、原子力にとって変われる将来有望な存在をアピール。室内のLED照明とコンピューター分はこれでまかなえる。雨水を屋上で集めれば、水辺は最高の遊び場。池や菜園、壁面の緑への散水やトイレ洗浄にじゅんぐり流れて行く。窓に埋込まれた水槽や、壁に張り付いているガラス張りの原始的な濾過槽なんかも面白い。生ゴミを肥料に変えるミミズコンポストも、透明の層になって壁に張り付いていたらドキドキ!出来た肥料はもちろん屋上菜園でリサイクル。
エネルギーの循環が、いたるところで遊びの仕掛けと連動している。こどもたちが驚きと興奮をもって、ワクワク遊びながらこの建物のライフを維持できるような世界。新生青山児童館は、こどもにとっては今までみたこともないワクワクランド! たくさんの仕掛けのなかにいろんな世代の人が普通に楽しく関われる、大きな家族を包容できる「共育(益)的」児童館。自発的な行動力をもっともっと育むために、みんなの大黒柱的な存在になって欲しい。

*自然エネルギーに関する具体的なアドバイスを(有)エルガの桜井薫さんに頂きました


1階/子どもカフェ
こどもも大人も楽しめるカフェは、居心地の良い交流の場。コミュニティは安心を産み、カフェはお金の流れを持ち込む。滑り台がマットに、マットが椅子に、椅子がテーブルに、テーブルが読み聞かせの本棚に、本棚がおもちゃ箱になって、おもちゃ箱が遊具になる。
屋上菜園で採れた新鮮な野菜を使ったサンドイッチ。生ゴミはコンポストやメタン発酵素にリサイクルし、調理場の燃料や菜園の肥料に。暑い日の日よけに雨水升から散水ポンプアップするのはこども達の自転車漕ぎの労力にかかっている!
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