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case study02 「輝くこどもの遊び環境」 遠藤幹子+相澤久美 |
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ミキクミ対談〜ワークショップを終えて 「おまけも劇もついてないんじゃ全然おもしろくないじゃ〜ん」 相澤久美:今回のワークショップはお疲れさまでした。私は初めての経験だったけど、みきちゃんは前にもやったことがアルからツボを押さえてる感じだったよね。ギリギリで入れた、美容室 Go-Rocketのモミチホさんのお花メーク(前ページ写真6)の効果は絶大だったと思う。空間つくるときも、ああいう純粋に「楽しい」とか、「うれしい」って感覚、あるといいよね。 遠藤幹子:メークとビームサーバー照明(前ページ写真8)の撮影は、普段できない「!」っていう体験をうまく演出できたと思う。いつもと違う自分に変身する瞬間の子ども達の目の輝きは、すごく素敵だった。児童館の計画するんだったら、こういう「..ホントにやってもいいの..?」くらいのイタズラをたくさん用意してあげられるといいよね。家でやったらお母さんにおこられるくらいのこと。羽根木プレイパークなんかはこういうのを実践しているいい例だよね。 相澤:そうそう、イタズラって、創意工夫の源だったりするよね(笑)。子どもを見ていると、ホント感心する事があるもん。 あと、アムちゃん(遠藤さんの長女5才)の「それだけじゃつまんない」発言があって最後に買い足した紙の『つなぎ』(前ページ写真2)、もよかったね。準備に時間はかかったけど、それだけの効果もあった。自分もなんだかワークショップの世界にどっぷりつかる事ができたというか。2日間の非日常を存分に楽しめた。いやー、楽しかった。 遠藤:うん、3日前に「おまけも劇もついてないんじゃ全然おもしろくないじゃ〜ん」って言われてしまいました(笑)。5歳の子から見たら、大人が作り方を教えて木になります、ってストーリーだけではロジカル入ってて気にいらなかったみたい。まだまだ大人ぶってて飛び切れてないというか。アホになれよ、ママ。やるんだったらエンターティナーとして笑かしてくれ..って。 相澤:「作り方教えます」とか、「遊んであげます」っていう一方的な姿勢って子どもは見抜くよね。どうしても頭で考えてしまうので、ストーリー性とか一貫性とかから抜け出せない自分がいたりする。だからアムちゃんの批評とかって、すごーく「はっ」とさせられる。子どもが楽しい事は大人も楽しいし、 大人が本当に楽しいなら子どもも楽しい。どっちかだけってのは、どこかウソがつきまとう感じ。 「単純な事だけで結ばれる世の中って、なんか平和な感じ」 相澤:あと今回のワークショップで思った事は、子どもだけがいる場所や、大人だけがいられる場所はあるけれど、両者が適度に混ざりながら、どちらにモードをあわせるでもなく、お互い楽しくいられる場所がもっとあればいいなあってこと。 遠藤:普段の仕事や生活環境ではあまり接しない人にたくさん出会えたのもよかったね。3歳で脱色してるファンキーな子もいたし、知能的な障害が少しある子もいた。公立の小学校に行っていた頃を思い出したかな。いろんな家庭のいろんな子が来ていて、随分社会勉強になったと思うし。最近は私立に行く子も多くなってきたから、だんだんコミュニティが限定されつつあるのかなあ。 相澤:いろんな場面で、コミュニティの限定って操作されてきたよね。大人と子どもが区別されたり、男と女の居場所も区別されたり、家庭と仕事が区別されたり。近代化に伴う効率化みたいなことなんだろうけど、その弊害もかなり大きいと思う。生物学的にもそうだけど、いろんなモノ(血)が混ざった方が受け継がれるものは強くなるのにね。 遠藤:違う人種とコミュニケーションするのってエネルギーいるものね。今回たとえばヤンママっぽいお母さんなんて普段ほとんど話す機会はがなくてドキドキしたけど、「こんなふうに切ってもいいのよ!」とか「あんな高いところに貼っちゃってるよ〜」っていう会話だけですごく近しくなった気がした。境を引かずにコミュニケーションできたのも、「お花」っていう単純な言葉があってのことだったんだよね。共通言語を持たない人とでもシェアできるような単純なおもしろさ、そういうの、いいよね。 相澤:そうそう、普段共通言語をもっていないように見える人も、実は共有する機会がないだけなんだよね。もっともっと、単純な事だけで結ばれる世の中って、なんか平和な感じ。 次のページへ > > > |
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