case study11
「LABO〜くらしの実験室」くらしのじっけんしつ。


第10回 リニューアルへの第一歩

前回お話ししたおくるみのリニューアル。今回はその進捗状況をご報告。
ホームグラウンドの東京で始まった打合せが、京都への旅にも展開したのでした。(text by 希)


 

現在の型。幼児になってもお風呂上がり、プールサイドや海で羽織ったりできます。


大人も腰に巻いたり、肩に羽織ったり。


現在の型は、こんな形状から“ハマグリ型”と呼んでいました。
まずはどのようにリニューアルをするのか話し合うところから始まって、ワッフル×ガーゼのおくるみを羽織ったり、腰に巻いたり、ベビーカーにつけてみたりして、デザインや機能性を確認。
あらためていろいろと試してみて、やっぱりこれって優れものだよね、って(笑)。

でもその中で出てきたことは、もうちょっと大人も羽織りやすいほうがいいのかも、ということ。もちろん今までのものでも大人が羽織れないことはないけれど、小さめの方でないとちょっと羽織りづらいのかなぁと。

そういえば、私たちのHPで販売していたフリースやオーガニックコットンを使用したちょっと大判のおくるみは意外と好評で、子どもはいないけど・・・、自分が羽織りたいから・・・と購入された方やお問い合せいただいた方も多くいらっしゃいました。

それならこの機会に今までのおくるみも少し大判にしてみよう!とあらためて試作品を製作。
しか〜し、あーでもない、こーでもない、と進めているうちに、出来上がったものは今までのものとはまったく違うデザインになってしまったのです!!
さぁ、どうしようか。
せっかくここまで考えたのだから、やはり新作として紹介したい!
でも今までのハマグリ型おくるみをなくしてしまうのはとても忍びない・・・。
それなら、2パターン作ってみようということになり、まずは新しく考えたおくるみの方から具体的な製作を検討することになりました。

この新しいおくるみ(サンプル写真は少々お待ち下さい)、今までのものとは一味違って、これまたいい感じなんですよ、和っぽい羽織り風で。これなら大人も羽織りやすいし、もちろん赤ちゃんから使えるおくるみとしての機能も備わっています。そしてこの和っぽい感じには、天然染料で染められた自然な風合いがとても合いそうなんですよ〜。ということで、さっそく「染め」のことを調べてみることに。

最初は自分たちでもできるかな、なんて安易に思っていたけど、やはり素人の私たちだけですべての工程をこなしていくことは、なかなか難しそうだし、スペースも、時間も、人手もいる。しかも、コレとコレが反応して・・・ってちょっと苦手な科学っぽい感じもあって。これを今の私たちがやるということになると、出来上がるのがいつになるやら・・・。やはりすぐにとりかかれる作業でないのなら、むむむ、やはりこれはプロの方にお願いするしかないのかも。

そこで京都にある「手染メ屋」さん(*1)にご相談。
最初はメールやお電話でお話しをさせていただいていたのですが、やはり実際にどんなところで作業しているのか見てみたい!そして私たちのおくるみも見てもらいたい!と勝手に盛り上がり、いつもは腰の重ーい私たち2人があっという間に京都行きを決めたのでした。


(*1)
手染メ屋さんは天然染料(藍、茜(あかね)、柿渋(かきしぶ)、五倍子(ごばいし)、柘榴(ざくろ)、矢車附子(やしゃぶし)など)を使ってオーガニックコットンのTシャツや小物を作っている染め工房です。しかも名前の通り手染めなのです!
http://www.tezomeya.com











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