第1回 平和Tシャツをつくろう




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地球という存在が私の中に強く印象づけられたのは、小学生の時。TVに写し出された宇宙から見た青く美しい姿はあまりにも特別でした。そして20代になった私は、地球の美しさはいのちの輝きであることを知り、文明の発達や乱開発、人間の都合によっておびやかされている生きものたちの現状を知りながら、何もできずにすごしてしまいました。
そうして、私も母になり、世界一大切な存在ができたことで、世の中や何もしないでいる自分に対する不満は募るばかり。それなのに、こどもにはしっかりと意志表示できる人になって欲しいと思っている都合の良い私。私自身はこどもの安全や将来のために最大限の努力をしているとはまったく言えないのに…! そこで、どこまでも都合の良い私は、ならばこの子と一緒にはじめようと思ったのでした。小学3年になった娘は、そろそろ世の中のことが見えてきたし…
そんな時、彼女は一冊の本との出会いから、実験動物のことを知ってしまいました。そして、捨てられたペットたちが、動物実験に使われたり、殺処分されていることも。娘のお友だちも加わり、私達が少しずつ取り組みはじめた頃、イラクがあぶなくなってきました。結局、反戦バッジをつけても署名をしても、戦争は止められなかったけど、平和がいいという強い気持ちはたしかになったように思います。大きな力にこどもたちの未来がおびやかされ、奪われていく中で、小さな声を大きな力にするためには常に主張し続けていくことが大切なのだと思います。かけがえのないこどもたちの未来に希望を持つためにはもう人任せではいられない。
そんな想いとdictionaryのTシャツメディアがヒントになって“平和Tシャツをつくろう”ははじまりました。14人のこどもたちがそれぞれオリジナルの平和Tシャツをつくりました。この夏休みの間に、着て、販売して、その利益でイラクのこどもたちを援助しようというものです。この活動を通して、こどもたちはすこしずつですが、自分のこととして平和を考え、人に働きかけることによって、現実的なアクションをおこしつつあります。肩書きもしがらみもないこどもたちだからこそ自由な立場で発信できるのかもしれません。(2003/08/08)
しおんちゃんのお友達が集まり、平和Tシャツを作りました。(Tシャツ1枚の販売価格のうち1000円が援助金になります。お問い合わせはこちら(浦田)まで
「決して大人の押し付けにならないように(笑)、こうやって人が集まる機会を持ちながら、そこで生まれるテーマをみんなで考えていくことができれば」と浦田さん。このcesa studyを通して、活動の報告をしたり、会うことが難しい遠方の、でも同じ思いを持つ友達ともコミュニケーションできたらと考えています。(編集)
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