へんしゅうぶより
ものをつくるばしょ、ものをつくるひと。
そんなふうけいをまちでみかけることがすくなくなっています。
ものはどうやってできるのだろう?どんなものからできているんだろう?
すこしだけしりたくて、いちまいのシャツの糸(いと)をほどいてみました。






糸(いと)をほどくまえのシャツです。
むねにポケットがひとつのシンプルなシャツ。
ぜんぶほどくのに4じかんかかりました。


 こっちもみてみよう
おもしろ分解博物館〜機械のなかみは?
http://www.gijyutu.com/ooki/bunkai/bunkai-index.htm



photo: Sayuki Inoue (Snappin' Buddha)



思いっきり、遊んでおいで!

「あの、服を分解してみたいんですけど…」そんなmother dictionaryからの相談に、快くOK!してくださったのが、PONY GO ROUNDのデザイナー、長谷部玲さんです。気持ちと時間と労力をかけてつくられる洋服たち。こんなお願い、失礼じゃないかな…?というこちらの心配を吹き飛ばすように「おもしろいじゃないですか〜」「元のカタチがイメージしやすいシャツがいいかもねえ」とアドバイスまで頂いて。

こんな風に、いつも気さくに接してくださる長谷部さんの人柄は、PONY GO ROUNDの服つくりにも通じているようにmother dictionaryは感じています。しっかりしたつくり。シンプルでカジュアルな服に潜ませたちょっとした遊び心。子どもたちの、たいせつなもの(石とか落ち葉?)をいつも持っていたい気持に応えるように、パンツ類には極力ポケットをつけているという気配りも。PONY GO ROUNDの服を着せた日は、「思いっきり、遊んでおいで!」と子どもの背中をポンと押してあげたくなります。

最近ハッとしたのは、服についているブランドロゴ(一般的にはロゴが印刷された紙が、プラスティックのヒモで服についてるもの)は、アイスを買うとついてくる「木のスプーン」に「PONY GO ROUND」と焼き印、取り外しのしやすいように糸で服にくくられていたこと。一見楽しい遊びのようだけど、実はムダなものはつくりたくない、と考えているんじゃないかな、と思いました。そういえば、シーズン毎のカタログも、本のようにパラパラめくるもの、クネクネと蛇腹に折ったもの、観音開きに折ったもの…毎回さまざまな形態だけど、どれも1枚のシンプルな紙を折ったものでした。

「こうでければ」から自由になって、自分の「これでいいのだ」を見つけた時の心地よさ、楽しさ。そんな楽しさを知っているPONY GO ROUNDと、mother dictionaryもいろいろな遊びを発見できたらと思っています。(新堀桂子)





PONY GO ROUNDホームページ

フリーペーパーdictionary no.99(8/10発行)のBサイド特集「mother dictionary」制作には、各ページでご紹介する企業・団体のご賛同・ご支援をいただきました。mother dictionaryは、リスぺクトする企業・団体のみなさんとも一緒に「明るい未来」を考えていきたいと思っています。

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