[ case study] ふくふくと ふくふくふく 〜 第8回(2010.01.29)
ファッションを通した様々な想いを連載中の和子さん。
アンティーク店主 吉田昌太郎さんがパリの蚤の市で
出会った美しいレース編みとその記録をまとめた書籍のお話しです。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
▽ふくふくと ふくふくふく 8 /岩田和子
糸の宝石
点の集合を描きなさい。
そう言われて、小学生の自分はたくさんの小さな点をノートに描いていく。
しばらくして先生が、「これが点の集合です。」と言って黒板に描いたのは
一本の直線でした。
点の集合が直線。
直線の集合が平面になり、平面が立体を為していく。
小さな連なりが、大きな世界を為して広がるイメージと、
大きな空間から、小さな空間へ引き込まれ、点に返っていくイメージが
繰り返し繰り返し、頭の中を駆け巡るままに、ゆらゆらと漂うような感覚。
一つの点が為しうる大きな可能性と、大いなるものの小さな始まり。
紡がれた一本の糸が形づくる、レースが内包するイメージでもあり、
それゆえに、レースに心惹かれてやまないのです。

つづきはこちら>>>
アンティーク店主 吉田昌太郎さんがパリの蚤の市で
出会った美しいレース編みとその記録をまとめた書籍のお話しです。
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▽ふくふくと ふくふくふく 8 /岩田和子
糸の宝石
点の集合を描きなさい。
そう言われて、小学生の自分はたくさんの小さな点をノートに描いていく。
しばらくして先生が、「これが点の集合です。」と言って黒板に描いたのは
一本の直線でした。
点の集合が直線。
直線の集合が平面になり、平面が立体を為していく。
小さな連なりが、大きな世界を為して広がるイメージと、
大きな空間から、小さな空間へ引き込まれ、点に返っていくイメージが
繰り返し繰り返し、頭の中を駆け巡るままに、ゆらゆらと漂うような感覚。
一つの点が為しうる大きな可能性と、大いなるものの小さな始まり。
紡がれた一本の糸が形づくる、レースが内包するイメージでもあり、
それゆえに、レースに心惹かれてやまないのです。

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